木魚の座布団での音の変化

 木魚の座布団は柔らかさと包み込む広さ(面積、木魚に接している)で音が変わります、音の広がりと音程、響きが変わります、木魚に接している面積が多いほど、木魚の響き(反響)が抑えられるので、音の広がり(反響)が小さくなります、その代り一音の音がはっきりするような気がします。
 座布団がない場合は音が広がりすぎになります、音が解放されすぎてよく聞こえなくなります、響きが尖ってくるかんじを受けます、仏具で使うには音に柔らかさがない気がします。
 座布団は木魚への過度の衝撃を和らげると同時に木魚の音の柔らかさを出します。
 硬さ、柔らかさでも音は大きく変わります。