職人の教訓

 職人の話し、教訓に、
真面目に仕事を飽きずにしろ、
掃除をしろ、
道具の手入れを欠かすな、
お金を稼ぎたいなら、
売れるものを考えだせ、
人を使って仕事をしろという、
 教訓があった事を知りました、江戸の頃から、職人は大工やほんの一部の御抱え工芸師を除いて、その日暮らしがほとんどでした、だから、職人は宵越しの金は持たない、というのが本当ではないでしょうか、職人は今も世界的に見て尊敬される職業ではないそうです、どうしても低収益になりがちな職人は人気がないそうです、日本では明治の頃から民芸運動や昭和に入り民芸を見直すという事で職人が見直されてきたそうですが、ほんの一部の職人仕事だけです、美術家となってくると違ってくるのですが、こうした流れをよくしようという事が理由というわけでもないかもしれませんが、世界的にはマイスター制度や日本なら工芸師の制度などがあります、だけど実際には世間が必要しなければ、無くなる職業です、
 昔の先人の教訓の教えを聞いて、先人もその日を苦労していて、そこからどうしたらいいのかと考え出し、こうした問題のヒントを子孫や弟子に教えたのかもしれないと、はっとさせられました、特にお金を稼ぎたいなら売れるものを考え出せ、一人で作業をやるのではなく複数でプロジェクトをこなせ、というのは。
 江戸の職人もその時の最新のニーズを掘り起こし新しくものを作っていたんだなと考えさせられました。